Q-55. 評価対象期間を連結するとは?

A.「わさび」は、大項目レベルで…連続する評価対象期間(評価実施)を指定し、
  その期間の評価を再計算する「評価対象期間連結再計算」機能を実装しています。

人事評価の主要な目的は、評価結果を処遇(賞与や昇給)に反映させることですが、
はたして…評価実施の「評価対象期間」設定は妥当でしょうか?

例えば、賞与査定の場合、
(極端すぎますが)支給時期の半年前に行った評価実施の評価結果を今回査定に適用する?
こういう「評価対象期間」の設定は、
ボーナス本来の意味から乖離し…支給される側の納得を得にくいものです。
評価実施は、評価の目的(何のために評価するのか)に合致した「評価対象期間」の設定が重要です。

● 「わさび」は、評価データの括り(単位)として…「評価年度」を設定します。
  任意の期首から1年間です。「会計年度」(業績)と一致させるか・多少前後にずらせるか?
  この「評価年度」内で…評価の目的に応じて評価実施を自由に設定できます。
  また、評価実施をどう設定するかによりますが…「評価年度」の評価結果「年度評価」を算出できます。

⦿ 「評価対象期間連結再計算」機能

● 「わさび式;全加重平均評価計算」には、
  連続した評価対象期間の評価を再計算する機能があります。
  この機能は、評価実施設定時に利用を指定すれば、評価計算処理で自動的に実行します。
  当然、「評価年度」がまたがっていても…評価対象期間が連続していれば、計算は可能です。
  上表④は、前期XX年度の③「4ヶ月」と当期YY年度の④「3ヶ月」を連結、
  連続する7ヶ月間を評価対象期間として再計算…その評価結果を当期の夏季賞与査定に適用する想定です。

  評価の精度をあげるには、評価対象期間が短ければ短いほどよいはずです。
  例えば、月次で行う評価実施の評点を、四半期で結合するも…この機能を使うことで可能です。

● 連結再計算の方法を「⑤(#2+#3)連結」で説明しますと、
  仮に…「#2」4ヵ月の評価結果が「3.33」、「#3」3ヵ月の評価結果が「4.44」として、
  7ヵ月の評価結果は、「3.81」=round((3.33x4+4.44x3)/(4+3),2) となります。
  上述は、あくまでも計算のイメージです。
  実際は、③と④の「採点・項目重み・評価者重み」…を「評価対象期間の月数」で加重平均、
  算出されたそれぞれの値を用いて…「わさび式;全加重平均評価計算」で連結再計算します。

ちなみに…「わさび式;全加重平均」の「全」は、
「評価項目重み・評価者重み・評価対象期間(月数重み)」で加重平均する…という意味です。

⦿ 「評価対象期間連結再計算」機能のご利用で…評価実施の設計において自由度が格段に増します。
  また、柔軟かつ容易に改変できる「わさび」評価項目体系と相まって、
  適宜…人事評価の質を確実にレベルアップできます。
  

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2018年04月23日