Q-15. 「わさび」では目標管理をどう位置付けていますか?

A. 目標管理はあくまでもマネージメントツールであり、人事評価のツールではありません。

過去、成果主義を標榜…目標の達成度を処遇に直結させ、失敗した事例が多々あります。

「わさび」は、合理的・効率的に納得性の高い評価結果を算出し、
● その結果を処遇に公正・公平に反映させる
● 評価結果を有効に活用する…ための人事評価ツールです。

「わさび」には、目標管理の運用をサポートする機能は実装していません。
何故なら、運用は、紙もしくはExcelの「目標管理シート」で充分…と考えるからです。
但し、目標管理の内訳(業績目標・職務遂行目標・自己啓発目標等)を
「わさび」評価項目体系の項目として設定し、
各目標の達成度を取込み、その成果を評価項目体系内で評価できます。
体系内で他項目との軽重バランスは、項目の重みで取ります。

▼余談:
目標管理は、MBO (Management By Objectives and self-controle) の訳です。
個人(部下)が立てた一定期間(例えば1年)の目標を
組織(上司)が…その達成をサポートし、期限到来で目標の達成度を判定する…が基本です。

1990年代のバブル崩壊とともに、
終身雇用や年功序列をベースとした職能資格制度がほころび始め、
90年代後半、成果主義の「成果を評価する仕組み」として、
60年代にドラッガーが提唱した目標管理を人事評価のツールとして採用しました。
結果は惨憺たるものでした。その後、色んなバリエーションは出ましたが…
目標管理運用の継続そのものにも困難が伴い、制度が形骸化している…ようです。

とはいえ、マネージメントツールとして、
自主・自律の高揚、上司部下間の信頼醸成等を目指し…実効性のある目標管理の「仕組み」は必須です。

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2020年03月10日